希死念慮・増刊号

不定期更新。数年後とかかもしれない。

眠れない2021/09/03

現在、深夜1時半。実家に帰る前の中間地点として、母親の家に泊まっています。流行り病を故郷へ持ち込むことに怯え、部屋でも常にマスクをし、アルコール消毒をし、互いに細心の注意を払っています。全ては実家に帰るため。

それはそうと、これは今に始まった事では無いのですけれど、私、母親の家では全く寝付けないという未だに謎の現象が起きていて、毎回苦しんでいます。カウンセラーの人に相談すると、母と共にいる状況にストレスを感じている、もしくは安心できないのではないか、と言われました。心当たりしかない。忘れられない忘れもしない母と二人暮らしだった高校生活時代、学校に居場所が無くて夜悲しくても泣くと怒られ、自殺しようとすると止められ、学校も家もどこにも甘えられる場所はありませんでした。(塾が唯一、鬱病自殺念慮を隠して笑う私でも、近寄りすぎず目を離しすぎず、程よい距離で受け入れてくれたことがどれだけ有り難かったか。)母は今隣でとっくに寝ていて、私だけが布団の上でのたうち回っている状態です。かといって私も夜更かししてまでやりたい事は特に無く、(むしろ作業のキリが良いからもう寝ようと先に提案したのは私のほうです。)寝ようにも寝れないまま夜更かしがてら隣の人の睡眠を邪魔するわけにもいかず何もできないで、それなりに苦しいです。どうしよう。困り果てて、今こうして文字を打っています。

そうしていたら重大(?)なことに気付きました。晩ごはんのぶんの薬を飲んでいない。アッチャーやっちまった。晩ごはんは母が用意してくれて、自分の不摂生な食生活と比べて文化レベルの高い食事を久々に食べることができた嬉しさと満足でつい忘れてしまいました。いや本当は現在処方して貰っている薬に睡眠を促す薬は一つも無いので今眠れない状況を打開してくれるわけでは全く無いのですが、それ以前に医者の指示には必ず従わなければならないのです。とあるゲームのキャラクターが言っていました。へびつかい座、星空にでっかく横たわっていて好きです。

では、最近友達が配信をしてくれて嬉しい話でもしましょうか。彼女も遂に病みの人間側に足を踏み入れてしまい、ツイートも日に日に暗くなり、(今は比較的マシとはいえ自分も同じ経験があるので)かなり心配していました。今までできていた事が次々とできなくなっていく。そして自分を責める。今でこそ分かりますが、こんなの絶対ダメですよ。病んだ当人に言葉は届かないとしても、仮に世界中全ての他人の信用を失ったとして、最後に残るのは自分だけなんだから、自分を責めるのは絶対やっちゃいけない。一度この状態に陥ると、自分を褒めて認めることを忘れてしまうんです。誰でも、どうしても忘れてしまう。あなたがあなたを肯定しなくてどうする!一応文字上で声はかけておきましたが、淡白な文字に私の気持ちは乗らず、彼女は電話が苦手だから、励ましたり冷えた心を温めてあげることすらできない。そんなこんなで心配しながら見守っていると、彼女は昼夜逆転を開き直って配信を始めました。私から電話はできないけれど、彼女の方から声を発してくれることがとても嬉しく、何より声が聞けて安心しました。彼女が生きているという確認。と同時に、こういうところが彼女の強さだよな、相変わらず強い人だと再確認しました。昼夜逆転を受け入れ手を動かす意思の強さは、私には無い輝きです。病みへ堕ちてもまだあなたはきらりと輝いていますよ。その眩しさが私は好きで、応援してて、これからも友達でいたいんです。

まだ眠れません。現在深夜215分。これから朝まで、どうしよう